ディルドでアソコが緩くなる?
「ディルトを使いすぎるとアソコが広がる」
「ディルドやバイブでオナニーしすぎると緩くなる」など、ネットなどで色々書かれているのを見たことがあるかもしれませんが、本当のところはどうなのでしょうか?
結論から言うと「ディルドを使いすぎたからと言ってアソコがゆるくなることはありません」もし、ディルドやバイブなどでゆるくなってしまったら、出産した女性は大変なことになってしまいますよね?
女性の膣は筋肉で出来ていて、伸び縮みするようにできています。
よく「えっちの経験が多い女性は緩くなる」といわれますが、それはセックスに慣れて無駄な力が抜けているためで、セックスの回数が多いから緩くなったわけではありません。
また、膣の筋肉は挿入された形に合わせるようになるので、彼氏のペニスよりも太くて長いディルドを使って毎日オナニーしていると、膣がディルドの形を覚えてしまってセックスの時に彼氏が緩く感じてしまう…ということはあるでしょう。
そうなった場合は、しばらくディルドでのオナニーをやめてみたり、彼氏のサイズよりも小さなディルドでオナニーをすれば、元に戻ります。
気になる人は、膣の筋肉を鍛えて締りを良くする「膣トレ」をやってみましょう。
膣トレってなに?
ディルドやバイブでオナニーしすぎて「私のアソコって緩くなってるんじゃない…?」と気になるようなら「膣トレ」をオススメします。
膣トレは名前の通り、膣のためのトレーニングで膣の締まりを取り戻す効果があります。
それ以外にも「生理痛が軽くなる」「子宮脱防止」「尿もれ防止」「ボディライン向上」など、メリットがたくさんあるのでやって損はありません。
「生理痛が軽くなる」
膣トレは、膣の周りにある骨盤底筋という筋肉を鍛えることが目的です。
加齢や出産でも緩んでしまうこの筋肉ですが、この骨盤底筋を鍛えることで血流が良くなり子宮が温まることで凝りがほぐれるので、子宮が収縮しやすくなって生理痛が軽減されるのです、
「子宮脱防止」
加齢とともに筋肉が弱くなってくると、骨盤底筋に支えられていた子宮が膣から出てきてしまうことがあります。
この状態を「子宮脱」といいますが、子宮脱になってしまうと自分でケアすることができず、医師の治療が必要になってしまいます。
膣トレで骨盤底筋をしっかり鍛えてあげることによって子宮脱を予防して、感染などの二次的な疾患を防ぐことができます。
「尿もれ防止」
これも、加齢や出産によって骨盤底筋が弱くなることで起こります。筋肉を鍛えることで膣を引き締めるだけではなく、尿もれの予防や改善にもつながります。
「ボディライン向上」
膣トレは骨盤底筋を鍛えるトレーニングですが、背筋をピンと伸ばした姿勢を保ちやすくなったり、下腹部の引き締め効果もあるのでボディラインにも良い影響を与えてくれます。
自分の膣圧を知る
自分のアソコがゆるくなっているのかを確認するために、自分の膣圧をチェックする必要があります。ほとんどの人は自分の膣圧がどのくらいか?を知らないと思います。
きちんと計測するためには、専門のクリニックなどで膣圧計を使って測りますが、まずは自分でチェックをしてみましょう。
やり方は、
1:足を肩幅くらいに広げて立つ
2:リラックスした状態で、指を2本膣に挿入する(爪などで傷付けないように注意)
3:挿入した状態で膣を締めるようにギュッと力を入れる。
このときに、指に締め付ける感覚があれば膣圧は問題ありません。
ただ、もっと膣圧をアップさせたい人や生理痛を軽減したい人は、膣トレをオススメします。
簡単な膣トレ方法
◎お風呂で出来る簡単な膣トレは、湯船に浸かってリラックスした状態で足を伸ばし、膣や肛門をゆっくり締めたり緩めたりを繰り返します。
10回をワンセットにして3セットを目安に行います。たくさんしてもすぐに効果がでるものではないので、毎日少しずつやっていきましょう。
◎イスに座っているときや、立っているときでも手軽にできる方法は、
1:下半身をリラックスさせる(立っている時は肩幅くらいに開く)
2:息を吸いながら5秒ほどかけてお尻の穴をギュッと閉じるように力を入れる
3:しっかり力を入れたらそのまま5秒ほどキープ
4:息を吐きながら力を抜いて身体をリラックスさせます
5:これを10回ほど繰り返します
◎他にも膣トレグッズを使って、膣トレを行う方法もあります。「LCインナーボール」と呼ばれる、紐付きの小さなボールのようなものを膣に入れることで、簡単に膣トレができます。
LCラブコスメティックで販売されているインナーボールは、日本の女性の身体に合わせて作られているので、初めて膣トレする!という人にもオススメできます。
ディルドやバイブで緩くはならないけど…
ディルドやバイブを使っても緩くはなりませんが、大きなサイズのものを毎日使っていると、それ以下のサイズの男性とセックスをした場合、「緩い」と思われてしまうかもしれません。
気になる人は、膣トレなどで積極的に膣圧を鍛えて見て下さい。セックスの時以外にもメリットがたくさんあるので、やっておいて無駄になることはありません。
ただ、オナニーもトレーニングも、やり過ぎは逆に身体を壊してしまう原因にもなるので、どちらも程々にやるのが1番です。